2019年07月27日 micro:bitで電子工作&プログラミング 1回目 開催レポート

7月27日(土)、小・中学生を対象に「micro:bitで電子工作&プログラミング」の1回目を、にぎわい交流館で開催しました。
今回は、教育用マイコンボードmicro:bitを使ってプログラミングを体験してもらう企画の1回目です。
初めてmicro:bitを使う子や、プログラミング自体が初めての子ども達を対象に、micro:bitの機能・プログラミングのやり方の説明から、実際のプログラミングまで行いました。
LEDを光らせたり、振ったら数字が変わるサイコロを作ったり、音を鳴らしたりと、いくつか作ってみた後、最後に時間が短かったですがイライラゲームを作りました。
台風6号が午後に最接近する予報だったため、10:00から16:00までの予定でしたが、午前中のみの開催に変更させていただきました。 そのため、基礎的な部分が多く、自分でいろいろ試してもらう時間が少なくなってしまい、申し訳ありませんでした。
以下、当日の様子です。
まず、micro:bitにどんな機能があるのかの説明からはじめました。
micro:bitの本体の5x5の25個のLEDを光らせるプログラミングに挑戦。
パソコン・タブレットでプログラミングを行い、シミュレータで確認した後、作成したプログラムをmicro:bitに転送します。
手前のmicro:bit本体のLEDが光っています!
そのほかに、振ったら数字が出るサイコロを作ったり、暗くしたらLEDが光るようにしたりといくつか挑戦してもらいました。
micro:bitにスピーカーを繋いで音を鳴らすために、ワニ口クリップ付きのケーブルでスピーカーとmicro:bitを繋ぎます。

繋ぐと、このようなります。
習ったことを組み合わせたプログラムを作成中です。
メンターさん教えてもらいながら。
友達と協力!
最後にハリガネでできたコースを、手で持ったハリガネの輪っか(リング)が触れないように端から端まで移動させるイライラゲームを作りました。
ハリガネのコースに輪っかが当たったかどうかの判定プログラミングを作った後、各自で機能追加してもらおうと思っていたのですが、時間を短縮したため今回は基本部分を作っただけで、終了となりました。
最後に
天気が悪い中参加していただいた皆さん、ありがとうございました。 今回だけでなく、第2・4土曜日の午前中に開催しているCoderDojo日進でもmicro:bitを貸出しています。興味のある方はぜひご参加ください。
今後の予定
次回の通常開催は 8/10(土) 10:00-12:00 です。申し込みはこちらからお願いします。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/138486/
8/31(土) 10:00-16:00 、「小・中学生対象 micro:bit で電子工作&プログラミング 第2回」を行います。申し込みはこちらからお願いします。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/135729/
参加お待ちしています!
作成:寺島
こちらはScratch。メンターに相談したりしながら、みんな真剣に取り組んでいます。
こちらはmicro:bit。スピーカーで音を慣らすところを調整をしたり、ゲームで遊んだりしています。
前回発表してくれた四角いキャラクターが黒色のところをジャンプしながら進むゲームに、敵が追加されました。
なんと、「雑魚」と「強敵」!
発表では雑魚が出てくるところを見せてくれました。写真のように、雑魚が増えてどんどん迫ってきます。
「マリオは好きじゃないんだけど」と言いながら、マリオのようなゲームを作って発表してくれました。
絵の雰囲気がいいですね。旗がついている木もかっこいい!
ジャンプしながら、旗をタッチすると次の面に進みます。
まだ、ジャンプだけなので、敵を作ったりしていきたいそうです。
前回からの続きを発表してくれました。弾に当たったら体力が減るところを作り、作りたかったものは大体出来上がったそうです!
次は、今のプログラムをさらに改造するのか、新しいものを作り出すのかどうするのか楽しみです。
落ちてくるクマを倒すゲームの作り始めを発表してくれました。
キャラクターはPaint3Dで描いたもので、Scratchだと2Dだけど、ちゃんと3Dで後ろも作ってあると見せてくれました。他の子にもScratch以外のツールも使ってみて欲しいです。
カニのすごろくです。前回はカニが3の場所から3つ進む時にまっすぐ6の場所に行ってしまっていましたが、今回 4、5、6の場所へと一つずつ進めるようになりました!基本的な動きが今回完成したので、次からは止まった時のイベントなどを考えていきたいそうです。
今回2回目の参加なので、まずは前回初めて作ったプログラムを復習しながら改造して、そのあとに、ピンポンゲームを作って発表してくれました。
今後もまずはチュートリアルなどに取り組んで、どんどん作っていってもらいたいなと思っています!
micro:bitで動かす募金箱を持ってきてくれました。今回はうまく動かないところを直すため、バラして、調整して、組み立ててとハードウェアを直したり、プログラムをいじったりしていました。
発表では、実際に募金箱にお金を入れて動かしてもらいました。お金を入れると、ぐるっとガラポンが回り、ガラポンから球が出たら音楽が流れました。初めて見る子たちは興味津々でした。
Maker Faire Tokyo 2019 での、micro:bitのコンテストの決勝大会で、作品の展示とプレゼンがあるそうなので、ぜひがんばってきてください!

以前家で作っていたものを改造して発表してくれました。
どんどん出てくる戦車を、倒していくのが気持ちよさそうです!
敵に当たって自機が爆発するところも見せてくれました。
Scrachカードを見ながらキャッチゲームを作りました。落ちてくるものに卵を選ぶところがいいですね。
キャッチゲームの前に作っていた手書きのボールを他のキャラクターが追いかけてくる作品も発表してくれました。矢印キーでボールを動かすと、ボールに他のキャラクターがついてきます。
シンプルだけど、動きが面白くてウケてました。
ネコ逃げを真似して、ドラゴン逃げを作ってくれました。
久しぶりの参加で、Scratchでのプログラミングもしばらくしていなかったので、思い出しながら作ったそうです。
前回から作り始めた棒人間が弾を撃って敵を倒すゲームの続きです。
今回、弾を撃ったり、敵が攻撃してきたりするところと、プレイヤーのキャラクターがジャンプするところを作ったそうです。
弾が低いところには出ないので、弾がウサギの耳のぎりぎり上を通過し、当たらず、ウサギがずっと残っていました(笑)
四角いキャラクターがジャンプして、進んでいくゲーム。赤いマグマ(?)の幅がギリギリクリアできるようになっているところがいいですね。
デザインもカッコ良かったです。動きは全部できているので、ステージをどんどん増やしていけば楽しくなりそうでした。
前回から作り始めたカニの双六の続きです。変数を使って、順番通りにカニを動かす方法を試行中。まだうまくいっていないようです。
頑張っていい方法を思いついて欲しいです。
今回Scrachに初めて取り組んだ2人には、ネコ逃げを作ってもらいました。
ネコ逃げ、一人目の発表です。
GAME OVERの表示するようになっていました。GAME OVERの文字の並べ方にこだわりがありそうでした。
ネコ逃げ、二人目の発表です。
こちらはネコが少し曲がるように動いたり、時々消えてワープしたりと、動きに工夫が凝らされていました。